日本への帰国

 アメリカから日本への帰国引っ越しは、アメリカ側での準備だけでなく日本に到着してからの生活環境のことまで考える必要があり、荷物の仕分けから不用品の処理、輸送プランをしっかりと立てることが重要。アパートからユーティリティー、銀行荷造りや不用品の処分、各種手続きなど、必要なことがもりだくさんなので、漏れのないように済ませたい。

 

 思ったよりも手続きに時間がかかり、日本へ帰国した後も頭を悩ませるなんてことにならないように、知り合いにポイントを聞いておくのも良いだろう。荷物や生活形態は人それぞれだが、参考になる情報が聞けるに違いない。作業が多く時間もかかるが、スムーズな帰国と新しい生活のスタートを切るために前もって準備をしっかりと進めておくことが重要だ。

 

■ 荷物の選択

 帰国が決まり引越し準備を始める上で、引越しの行く末を決めるといっても過言ではないくらい大切なのが荷物の仕分け。思い出のつまった荷物を選別していくのは難しいところだが、引越し費用より安く購入できるもの、日本では必要の無いものなど、処分すべき物は思い切って処分することが大切。大まかには、日本へ持ち帰るものと持ち帰らないものに仕分けすることが第1段階。第2段階は、引越し業者で見積りを取り、その際の料金が予算に見合っているかどうか、まずは持ち帰らない荷物から手を付けるのが定石。なぜなら、日本からアメリカへ引越しして来るときとは異なり、永久帰国となればストレージに預けたり、自宅や実家に残してくるという選択肢はないからだ。処分が引越し作業の進み具合を決めるといっても過言ではない。

 

■ 持ち帰らない荷物の処遇

 帰国準備で大きな悩みのひとつとなるのが、この持ち帰らない荷物の処遇。また、帰国日までという時間も非常に限られている。そこで、まずは、思い切って潔く捨てることから始めたい。もったいないという思いもあるだろうが、限られた時間で売却時の買い手との交渉などで多くの時間を割くべきではないだろう。その中で残った物について、売却・譲渡という手段を選びたい。

 

■ 日本行き荷物の仕分け

 持ち帰らない荷物の処遇に目処がついたら、次は日本へ持ち帰る荷物。ここで効率的な方法を紹介しよう。まず、最初に準備するべきなのが手荷物。意外かもしれないが、これには2つの理由がある。ひとつは手荷物で持ち帰る荷物が実際にスーツケースに収まるかどうかの確認。もうひとつは先に貴重品を分けることで、誤って航空便や船便に梱包されてしまうことを防ぐため。続いて、航空便の準備。航空便については規定量よりも少し多めに用意し、優先順位を決めて優先順位の高い物から順に梱包してもらい、規定量まで達したら残りは船便に回すというのが効率的。そして、最後に船便という具合に進めていくと準備もスムーズになるだろう。

 

 日本への引越しは、荷物の仕分けと日本へ持ち帰らない荷物の処理が決め手となる。帰国が決まった時点でしっかりとプランを立てて、できるだけ早く準備を始めるように心がけたい。

 

■ 輸送プランを立てる

 一般にサンフランシスコから日本までの輸送期間は、航空便の場合で10日前後、船便の場合で1カ月前後かかる。ただし、引越し荷物として輸送する場合、本人の入国前に通関作業を行うことができないため、いくら事前に荷物を出しても、輸送手段や荷物の量によって帰国後3日から10日目の配達となる。日本に帰国してからの環境も考慮してプランすれば、日本側での余分な出費を抑えることができる。

 

 帰国の2カ月前には数社から見積もりを取り、料金はもちろんサービス面、信頼度、自分の要望を満たしているかなど総合的に判断したい。

 

情報提供:TK JAPAN TRANSPORT

 

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帰国に向けてのいろいろな手続き

帰国することが決まったらなるべく早めに準備をすることが大切。直前にバタバタと手続きをして、思わぬ間違いをすることがないようにしたい。住宅、インターネットからクレジットカードや銀行口座、生命保険などのお金に関わることまで、漏れや損がないように一つずつ見ていこう。

 

住所変更

 郵便局に転送依頼をすると(USPS Form 3575)、1年間郵便物を転送してくれる。転送開始日の指定、および米国以外の住所を指定することも可能だが、転送開始には2〜3週間ほどを要する。また、転送期間が終了した後にもIRSからの大事な書類が確実に受け取れるよう、住所変更申込書(Form 8822)をIRSへ提出することをお勧めする。

 

銀行口座(ドル建てクレジットカード)の解約もしくは継続

 ビザで滞在していた場合、帰国後は米国税法上非居住者となるため、銀行口座を残した場合に金融機関から受け取る利息収入は非課税となる。だたし、特に何の手続きもしないまま帰国すると利息収入をIRSへ報告され面倒な事になりかねないので、帰国前に受給者が米国税法上非居住者である事を証明する書(W-8BEN)を各金融機関に提出する必要がある。また、一定期間出し入れのない口座は休眠口座となり、元に戻すのに労力がかかるため、事前に休眠にならないための条件を銀行に確認することが大切。クレジットカードは引き落としの銀行口座を維持すれば、住所変更をして継続可能。

 

Utilityの解約及び最終支払い

 帰国1〜2週間前に電話、電気、ケーブルTV、インターネットプロバイダーなど、各会社のカスタマーサービスに連絡をして解約日と最終請求先を伝える。最終請求先(友人宅または勤務先)にはサインだけ記入した小切手を信頼できる人に前もって渡しておき支払いをお願いすることが一般的だ。日本への転送を待つと支払いのDue Dateに間に合わない事があるので要注意。

 

保険の解約及び継続手続き

 自動車保険・火災保険・海外旅行保険の解約は、解約通告日を確認の上、保険が必要な日を連絡して手続きをする。中途解約になる場合、未経過分は返金されるため、返金方法についても確認をしておく必要がある。健康保険の場合は、解約日の指定が出来ることは少なく、1カ月単位での解約となるのが一般的。

 積立型の保険(終身保険や個人年金保険)に加入している場合には、住所変更及びW-8BENの提出をして継続が可能。

 積立型保険の予定利率はアメリカの銀行金利、日本の積立型保険の金利に比べて圧倒的に高いため、アメリカの銀行にドル資産を残していこうと考えている方は検討をお勧めする。

 

保険予定利率の比較-----------------------------------

日本(標準利率)0% (2020年1月より)

アメリカ(whole Life)2.5%〜3.25%

アメリカ(index Universal Life)0%〜12%

※保険会社により予定利率は異なる

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賃貸住宅の解約

 契約書の解約通告時期(一般的に1〜2カ月前)を確認し、書面で退去通知(Cancellation Letter)を提出する。通知を提出した後、最終支払い賃料はいくらになるのか、また契約満了前に退去する場合、ペナルティー(違約金)が発生するのか、詳細をオーナーに確認しよう。退去時の点検(インスペクション)は通常、全ての荷物の搬出後、家主との立会いによって行われ、その後小切手にて敷金が返却される。通常敷金から掃除代、カーペットのクリーニング代、ペンキの塗り替え、ダメージがあった場合の修理費用が差し引かれる。また、鍵を返却する際には受取書(RECEIPT)を必ずもらっておくことをおすすめする。

 

その他の手続き

・車や家財の処分(売却・譲渡・寄付)

・引っ越しの手配

・航空券の手配

・お子様の現地校の退学手続き

・総領事館に帰国届の提出(オンラインで可能)

 

情報提供:insurance110

insurance110usa.com

 

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速やかに確実に進めたい車の売却

快適なベイエリア生活を支えてくれた愛車。帰国の際に新しいオーナーを見つけるのは一苦労。愛車をより的確に安全に売却するための注意点と極意を知っておこう。

 

個人売買

 個人売買は愛車への投資リターンをより一層高めるために最適な方法。しかし、ハイリターンである代わりハイリスクともいえる。特に売却したい車がまだローン中もしくはリース中の場合、銀行との調整、DMVでの名義変更などわずらわしい手続きを確実にしなくてはいけない。もし、名義変更が確実にされていないと、車を手放したにも関わらず、ローンの残高がまだ残っていたり、駐車禁止の罰金が課されたりという状態になりかねない。個人売買を始める際には、まず車の再整備(Recondition)が必要になる。再整備はまず車の清掃。清掃の有無で場合によっては、価値が平均300ドル〜500ドル変わってくる。

 

 車の整備が終ったらマーケティング。まずどのメディアにクラシファイド広告を出すのか?価格設定はいくらなのか?を決めて、帰国の1カ月前くらいから始めるのが良い。あまり早すぎると車の引渡し前に買い手の気が変わる可能性もある。次にDMVに提出する書類の準備。これは売主側で準備しておくべきだろう。必要な書類等はDMVのサイト(www.dmv.ca.gov)でダウンロードできる。そして、売却前にもうひとつ済ませておくことがスモッグチェック(Smog Check)になる。

 

 書類の準備やスモッグチェックが完了し、売買契約も交わしたら、いよいよ代金回収。これは買い手が知人であれば心配無いかもしれないが、面識のない買い手の場合はPersonal Checkではなく、Cashier’s Checkで確実に回収すべき。なぜなら、もし支払いが滞った場合、代金回収の責任は売り手にあるからだ。そして、代金回収も完了し、車も引き渡し後に必ず実行しなければいけないのがRelease of Liability。このプロセスを怠ると車の名義が変更されず、売り手に違反通知や罰金の督促状が届いてしまう。これらの段階を確実に踏んで車の売却が完了する。

 

業者への売却

 個人売買のような手間隙を掛けずに確実に車を売却したい場合は、業者へ売却するのが良いだろう。ベイエリアには日系の自動車買取業者もあるのでぜひ利用したい。業者へ売却するメリットは、簡単で確実、なおかつDMVへの届出、スモッグチェックなども自分でする必要がないということ。業者によっては車の引渡しを自宅、または空港など売り手の都合の良い時間と場所で行えるため、急な帰国などでは無駄な時間を費やさなくて済む上、帰国寸前まで車を使える。そして帰国しない場合も、貴重な時間を割かずに車の売却ができる。特に、車がローンやリース中の場合、複雑な手続きを回避することができ、残高が買取り額より高い場合、差額を受け取ることもできる。また、代金の受取方法も要望に合わせてCheck、Cashier’s Check、現地振込み、日本への振込みなど選べる業者もあるため代金回収の手間もかからない。詳細については、業者に問い合わせてみよう。

 

情報提供:Gulliver USA, Inc.

www.gulliverusa.net/jp

 

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子供の帰国後の入学先

日本へ帰国した際、小•中学校の場合は居住地の公立学校に入学することができるが、帰国子女のために特別な教育プログラムを設けている学校を選ぶこともできる。

 

 関連団体

 ●(財)海外子女教育振興財団

 JOES(JAPAN OVERSEAS EDUCATIONAL SERVICES)

 www.joes.or.jp     service@joes.or.jp

 東京 ☎ 03-4330-1341(代表) 大阪 ☎ 06-6344-4318

 ●フレンズ 帰国生 母の会

 www.ne.jp/asahi/friends/kikoku/

 ●JOBA(Japan Oversea Bridging Academy)

 www.jolnet.com  ☎ 03-5754-2240

 

函館ラ・サール学園

〒041-8765 北海道函館市日吉町1-12-1

 

東北学院中学・高等学校

〒983-8565 仙台市宮城野区小鶴字高野123-1

 

栄東中学校

〒337-0054 埼玉県さいたま市見沼区砂町2-77

 

茗溪学園 中学校・高等学校

〒305-8502 茨城県つくば市稲荷前1-1

 

渋谷教育学園幕張

〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-3

 

麗澤中学・高等学校

〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1

 

東邦大学附属東邦中学校・高等学校

〒275-8511 千葉県習志野市泉町2-1-37

 

聖学院 中学校・高等学校

〒114-8502 東京都北区中里3-12-1

 

女子聖学院 中学校・高等学校

〒114-8574 東京都北区中里3-12-2

 

文京学院大学女子中学校 高等学校

〒113-8667 東京都文京区本駒込6-18-3

 

海城中学高等学校

〒169-0072 東京都新宿区大久保3-6-1

 

宝仙学園中学高等学校

共学部 理数インター

〒164-8628 東京都中野区中央2-28-3

 

中央大学杉並高等学校

〒167-0035 東京都杉並区今川2-7-1

 

國學院大學久我山中学高等学校

〒168-0082 東京都杉並区久我山1-9-1

 

文化学園大学杉並中学・高等学校

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16

 

富士見丘中学校・高等学校

〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3-19-9

 

広尾学園 中学校・高等学校

〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-14

 

鴎友学園女子中学高等学校

〒156-8551 東京都世田谷区宮坂1-5-30

 

成蹊学園小学校・中学校・高等学校

● 小学校

〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1

● 中学・高等学校

〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13

 

国際基督教大学高等学校(ICU高校)

〒184-8503 東京都小金井市東町1-1-1

 

武蔵野女子学院中学校・高等学校

〒202-8585 東京都西東京市新町1-1-20

 

玉川学園(幼・小・中・高)

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1

 

桐蔭学園 中学校・高等学校・中等教育学校

〒225-8502 横浜市青葉区鉄町1614

 

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部

〒252-0816 藤沢市遠藤5466

 

洗足学園(小・中・高)

〒213-8580 川崎市高津区久本2-3-1

 

南山国際高等学校・中学校

〒470-0375 愛知県豊田市亀首町八ツ口洞13-45

 

立命館宇治中学校・高等学校

〒611-0031 京都府宇治市広野町八軒屋谷33-1

 

同志社国際中学校・高等学校

〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1

 

大阪YMCA国際専門学校 国際高等課程 国際学科

(大阪YMCAインターナショナルハイスクール)

〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-5-6

 

関西インターナショナルハイスクール

〒545-0053 大阪市阿倍野区松崎町2-9-36

 

大阪信愛女学院中学校・高等学校

〒536-8585 大阪府大阪市城東区古市2-7-30

 

西大和学園中学校・高等学校

〒636-0082 奈良県北葛城郡河合町薬井295

 

神戸龍谷中学校高等学校

●本学舎

〒651-0052 兵庫県神戸市中央区中島通5-3-1

●青谷学舎

〒651-0051 兵庫県神戸市中央区神仙寺通1-3-8

 

明徳義塾中学校・高等学校

〒785-0195 高知県須崎市浦ノ内下中山160

 

広島三育学院(中学・高校)

〒729-1493 広島県三原市大和町下徳良296-2

 

AICJ中学校・高等学校

〒731-0138 広島県広島市安佐南区祇園3丁目1-15

 

沖縄尚学高等学校・附属中学校

〒902-0075 沖縄県那覇市国場747

 

 

 

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