運転免許証は運転だけでなく、身分証明書として年齢の証明など様々なシチュエーションで必要になってくるので、最寄りのDMV(Department of Motor Vehicles)で早めに取得手続きを始めよう。(*一般のクラスCの申請料は$37)
試験内容
1.筆記試験
試験の予約はDMVウェブサイトか電話で行う。48問(36問の文章問題と12問の標識問題)で、42問以上正解で合格。三択問題で時間は無制限。終了後にすぐ採点され、不合格でも1日に3回まで再受験できる。試験内容は道路標識、交通規則、安全ルールなどで、日本と異なる。ルールもあるので事前に学習しておく必要がある。DMVに練習問題があるので、入手しておくと良い。DMVウェブサイトには英語の試験問題のサンプルが掲載されているので、試験前にオンラインで勉強ができる。
また、運転免許の筆記試験は日本語版がある。試験当日に「日本語でテストを受けたい」とオフィスカウンターで伝えれば、ベイエリア全DMVで受験することが可能。
<申し込みに必要なもの>
●パスポート(I-94添付)
●有効なビザ (学生の場合)入学許可証 I-20
●受講料$37
●ユーティリティの請求書など、自分の現住所を証明する
書類2種類
●申請書
●ソーシャルセキュリティーナンバー
2.実技試験
実技試験には必ず予約が必要。試験用の車は自分で用意する(試験場までは免許保持者に運転してもらうこと)。車両検査もあり、車両に不備があった場合は試験中止となる。試験は減点方式で所要時間は約15分。試験中は試験官以外の人を乗せることはできない。不合格となった場合、1回の申込みで3回まで受験可能だが、同じ日の再受験は不可能。不合格とわかった時点で次回の予約を入れたほうがいい。3回不合格となった場合は、筆記試験からのやり直しとなる。実技試験の内容は、DMV発行の冊子やウェブサイトでも確認できる。
3.注意点
学科試験、実技試験ともに合格すれば仮免許証が発行され、通常3週間程度で免許証は自宅に郵送されるが、1カ月を過ぎて届かない場合や手続きなどで不明な点がある場合は、DMVの本部に問い合わせるとよい。
<DMV 本部問い合わせ先>
☎︎ 1-800-777-0133
Driver License Inquires, Department of Motor Vehicles
PO Box 942890, Sacramento, CA 94290-0001
www.dmv.ca.gov
<DMV公式ウエブサイトで手続き等が可能なもの>
●運転免許証の更新
●個人などの特別ナンバープレートの申請
●ピクチャーナンバープレートの閲覧
●運転免許証再発行の申請
●各種申請フォームのダウンロード
●車両登録の更新
●交通法規違反チケットの支払い
●California Driver Handbookのダウンロード(日本語もあり)
カリフォルニア州法では「州内に住居を定めた日から10日以内に州政府が発給した運転免許を取得しなければならない」と規定している。国際運転免許証(有効1年)はジュネーブ条約上では有効だが、カリフォルニア州法によれば、観光・短期滞在者のみ有効と定められているため早めに取得すること。
免許の更新
期限の切れる約2カ月前にDMVより更新の知らせが届くため、これを持参してDMVに行くか、郵送・オンラインでの更新が可能な場合もある。また2005年8月1日以降に申請したものより、免許の期限がビザの期限に限定されているので注意。
リアルID
リアルID法とは
2005年、9.11同時多発テロを受けて、安全対策強化のためにリアルID法が成立された。これまで、運転免許証・身分証明証は各州が定めた条件をもとに発行されていたが、今後は国レベルでの基準を統一したリアルIDを発行するという法律。2020年10月1日以降、カリフォルニア州など23州が発行している運転免許証が、米国内線の搭乗用などの身分証明書として認められなくなる。パスポートなどを追加すれば搭乗可能なので、必ずしも必要ではない。また、米軍基地や連邦政府施設、原子力発電所に出入りする際にもリアルIDの提示が求められる。
リアルIDの提示
2020年10月1日以降、全米のTSA空港チェックポイントでリアルIDの運転免許証または身分証明書またはその他の連邦政府が承認した身分証明書(パスポート、軍事ID)を提示する必要がある。
リアルIDの取得
カリフォルニアDMVは現在、連邦政府に準拠したリアル IDの運転免許証・身分証明証カードを提供しており、自動車運転免許取得手続きの際に申請できる。米国市民および全ての米国の合法居住者は申請が可能。なお18歳未満の人は、リアルIDカードを持つ必要はない。
リアルIDを取得するには、DMVオフィスに行って次の証明を提出する。
1) 身分証明証(1部)
2)ソーシャルセキュリティーナンバー
3)カリフォルニア在住を証明する文書2種類
注)IDの名前が現在の正式氏名と異なる場合、名前変更を証明する文書が必要。
申請は任意
カリフォルニア州陸運局はウェブサイト上で「リアルID申請はあくまで任意」と明記している。リアルIDがなくても、下記にあるようなTSAが認める身分証を携行すれば国内線航空機の搭乗は可能。
<2020年10月1日以降、TSAが認める身分証の例>
●各州発行のリアルID
●米国パスポート
●米国パスポートカード
●DHS認定トラベラーカード
●永住者カード(グリーンカード)
●DHS指定エンハンスド・ドライバーズ・ライセンス(カリフォルニア州では発行されていない)
●外国政府発行のパスポート
参考:ジェトロ「ビジネス短信」(出所:国土安全保障省(DHS)ウェブサイト、カリフォルニア州立法情報ウェブサイト)
そのほか、詳細は専用サイトをチェックしよう。
リアルID専用サイト
realid.dmv.ca.gov / 問い合わせ:AskDMV@dmv.ca.gov
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